心電図などに異常が現れづらく、知らないうちに心筋梗塞を起こす心疾患に【微小血管狭心症】があります。

微小血管狭心症は狭心症の一種ですが、非常に細い血管が詰るので検査で見つかりづらいのが特徴です。

一般的に狭心症と言えば、心臓の太い血管、冠動脈が詰まる場合と、血管はキレイなのに痙攣(けいれん)を起こす場合とがありますが、この微笑血管狭心症は最近認められた新たな狭心症です。

更年期女性に多い心臓病

この【微小血管狭心症】は、若い人も発症しますが、圧倒的に女性に多く、特に更年期の女性の10人に1.4人が発症すると言われる心疾患です。高い割合ですね。

なぜ、更年期に?(順天堂大学医学部心臓血管外科教授 天野篤先生 番組内でのコメント)

なぜ、更年期の女性に多く発症するかというと、女性ホルモンのエストロゲンが関係しています。

エストロゲンは、45歳ごろから急激に減少する女性ホルモンの1つですが、血液中のエストロゲンが減少すると血管が詰まりやすくなります。

エストロゲンには、血管を広げる働きがあるからです。

私は、更年期に突入すると突然悪玉コレステロールと中性脂肪が高くなり、動脈硬化を起こしていることが分かりました。この時期、婦人科でエストロゲンの数値を検査すると、非常に低い状態でした。

エストロゲンは卵巣で作られますが、年齢とともに卵巣の機能が落ちることでエストロゲンが作られなくなっていました。

老化により卵巣の機能が落ちるのは仕方ないのですが、エストロゲンに守られていた血管に色々な支障が現れるのは困ったものです。

特に心疾患は、命にかかわりますので、更年期の女性は兆候を見逃さないようにしたいものです。特徴は、安静時にも症状が現れることがあるということです。

隠れ心臓病【微小血管狭心症】の症状

  • 息切れ
  • のどのかわき
  • 指の震え
  • 冷や汗
  • 鼻詰まり
  • 左肩の痛み
  • 歯の痛み
  • 視野が狭くなる
  • 物忘れ
  • これらの症状が継続的に起こる場合は、注意が必要です。

    胸に痛みや違和感がある場合

  • 胸が締め付けられる感じ
  • 胸が圧迫されている感じ
  • 胸に針を刺されているような感じ
  • 息が(喉が)詰まる感じ
  • などがあります。

    このような症状が現れた場合、心電図検査・心臓カテーテル検査などの一般的な検査を行っても異常が出にくく、見逃されたり、いくつもの科を転々とされたり、最後は精神的な物と片付けられてしまう可能性もあります。

    ご心配な方は、微小血管狭心症に詳しい専門医を訪ねることをおススメします。

    更年期の女性が気を付けること

    微小血管狭心症は、疲れやストレスが溜まっても発症しやすくなると言われています。更年期になると不眠症を訴える人が増えますが、まずは質の良い睡眠を確保することが先決です。

    心臓病を予防する食事編

    血液をサラサラにする効果のあるDHAやEPAを多く含む「青魚」を多く摂ることです。食べ方としては「刺身」が良いそうです。

    サプリメントで摂るなら配合量の多い「佐藤製薬のEPA・DHA」が良いですね。佐藤製薬は大手製薬会社です。

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    心臓病を予防する運動編

    身体の中の背骨と骨盤の間に渡る筋肉(腸腰筋)を鍛えると心臓病を予防する効果があります。

    腸腰筋の鍛え方

    背筋を伸ばしたまま、階段を1つずつ飛ばして上がると腸腰筋が鍛えられます。

    注意するポイント
  • 後ろ足を伸ばし前足の体重をかける
  • 後ろ足を蹴り上げるように階段を上がる
  • 背筋を伸ばして骨盤を安定させた状態で体を持ち上げる
  • しかし、私は更年期に突入し筋力が低下したため、この階段を1つ飛ばしで上ることができません。階段さえ上るのが億劫になっている今、さすがに一段飛ばしは無理なので、まずは、なるべく階段を使うところから始めています。

    階段を上がっても息が切れなくなったら一段飛ばしに挑戦してみようと思います。

    今のところは、血液をサラサラにする青魚の成分DHA・EPAのサプリメントと、エストロゲンのサプリメント「エクオール」を飲みながら、日ごろから階段を使うように心がけています。