更年期の女性の悩みの1つに不眠症があります。

不眠は、ストレスも大きく関わっていますので、必ずしも病気が隠れているわけではありませんが、私の場合、ストレス+むずむず脚症候群という病気が判明しました。

年齢とともに現れる不眠の症状

なかなか寝付けない
眠りが浅い、ぐっすり眠れない
夜中に何度も目が覚めたり
朝早く目が覚める

このような症状は年齢とともに多かれ少なかれ起こってくるのですが、病気が原因の不眠症があります。

病気が原因の不眠症

薬や食生活で改善する不眠症の中に、「むずむず脚症候群」と「しゃっくり脚症候群」があります。

しゃっくり脚症候群の詳しくはこちら

むずむず脚症候群

更年期 足がむずむずする

むずむず脚症候群の症状としては、

  • 夕方からむずむずしてくることが多い
  • 脚に不快感を感じて眠れない
  • 脚の表面より内側に違和感を感じる
  • 冬より夏の方が多い
  • ふくらはぎに虫がはう感じがする
  • 脚が勝手に動く
  • 脚がつる
  • 脚がダル重
  • 脚が火照る
  • この症状が毎日続くと、眠れないことからウツを発症することもあります。

    40歳以降、高齢者に多く発症し、推定200万人の患者さんがいると言われています。

    むずむず脚症候群の原因

    発病のメカニズムはまだはっきりと解明されていませんが、慢性的な鉄分の不足が全身の異常を起こすと考えられています。

    鉄分が不足すると、神経伝達物質のドーパミンが減少し、脳からの情報が正しく伝わらなくなります。鉄分はドーパミンの材料なんですね。

    そのため、ドーパミンの分泌が減り始める夕方から夜にかけて症状が強くでます。

    むずむず脚症候群の人は、鉄分の中の「フェリチン」と言う物質が少ないことが分かっています。

    フェリチンとは、体中に存在する鉄分を蓄える倉庫のようなもので、食べ物から吸収した鉄分を貯蔵する働きをします。

    脳にあるフェリチンが不足するど同時にドーパミンも不足するので、むずむず脚症候群を発症しやすくなります。

    むずむず脚症候群の治療

    むずむず脚症候群の人は、鉄分の中のフェリチンと言う物質が少ないことが分かっています。

    血液検査を受けこの病気が特定されたら、鉄剤を飲むことで改善されます。

    私は更年期に突入してから不眠症に悩まされました。数年我慢していましたが、最終的には、代々木にある睡眠クリニックを受診し、この検査を受けました。

    重症ではありませんが、フェリチンの値が低かったので、鉄剤を処方されました。

    ただし、フェリチンだけの薬はないため、総合的な鉄剤を服用して、むずむず脚症候群は解消されました。

    その後、鉄剤はやめていますが、鉄分が不足すると再発するかもしれないので、鉄分の入っているサプリメントを継続するようにしています。

    私は軽症なので鉄剤を飲むだけでしたが、重症の人には、ドーパミンを増やす薬やむずむず感じる脳を麻痺させる軽い麻酔薬などの治療で比較的簡単に治るようです。

    薬以外のむずむず脚症候群の対策

    食事で補うには、牛豚レバーなどの肉類、マグロなどの魚介類、ほうれん草などに鉄分が多く含まれています。

    また、鉄分はビタミンB12と同時に摂ると吸収が良くなるので、赤貝やしじみなどの貝類、わかめや昆布などの海藻類を一緒に食べると良いそうです。

    脚がむずむずして眠れない時は、冷やすと改善することがあります。私はこのような症状が起こると、寝ながら冷たい壁に足をペタッとつけると多少症状が和らぎました。

    この方法は、他の方も実践されているようです^^;

    むずむず脚症候群は遺伝することが多く、母親がそうだと娘も同じような症状があるようです。私の母も同じようなことを言っていた覚えがあるので、きっと遺伝がもしれません・・