高血圧、脂質異常(悪玉コレステロールの増加)、高血糖の3つに肥満が重なると、メタボリック症候群と言われます。

3つの病気にさらに肥満が重なると、動脈硬化のリスクがグ~ンとアップします。

動脈硬化を起こすと、血管のしなやかさが失われ、俗にいう血液ドロドロとなり、血管内に血栓ができやすくなります。

血栓ができやすくなる

血管が詰まったり、剥がれた血栓が脳や心臓に飛ぶことで、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高くなります。

脳梗塞や心筋梗塞は、50歳前では、女性より男性の方が圧倒的に多いのですが、歳をとるにつれて、女性も起こしやすくなります。

これは、エストロゲンが血管を守ってくれていたため、動脈硬化を未然に防ぐことが出来ていたのです。

ところが、閉経とともにエストロゲンが減少すると血管の柔軟性を守ることができなくなり、男性と同じくらいリスクを背負うことになるので、女性だからと言って安心してはいられません。

閉経後太りだした

私は、閉経前はどちらかと言うと痩せ型でした。食べても食べても太らないので、若いころからダイエットをしたことがありませんでした。

逆に、体力がなかったため、もう少し太ってもいいかな~と思っていたくらいです。

半世紀近く生きてきて、一度も太ったことのない私が、閉経後に太りだしました。これには本当に驚きました。

更年期 閉経後太る

それも、たるんだ太り方ですから、若い子が太るのと訳が違い、デロンデロンなのです(-ω-)

頬はたるんでコケているのに、ポッコリ出たお腹が下着のラインに垂れ下がり、たるんだお尻がどんどん大きくなっています。

閉経後に太ると悲劇ですね・・・

また、この頃から太りだすと、糖尿病のリスクもアップしますので、実際に検査結果に出なくても、糖尿病前段階(隠れ糖尿病)の可能性もでてきました。

エストロゲンは、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らし、動脈硬化のみならず、糖尿病のリスクを示すHbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)という指標にもよい影響を与えていたのです。

閉経後に太る「閉経肥満」とは

閉経後に急に太りだすのは、エストロゲンが影響しています。

女性ホルモンのエストロゲンには肥満と関係する様々な作用があります。

エストロゲンの肥満への働き

  • 脂肪の燃焼を助ける
  • 新陳代謝を促す
  • 内臓脂肪をためない・増やさない・減少させる
  • 満腹ホルモンの調整

エストロゲンは女性らしい体つきを形成するとともに、上記のように内臓脂肪が蓄積されるのを防ぎ、食欲を抑える作用があります。

このエストロゲンが減ってしまうせいで、閉経後は太りやすくなるのですね。

閉経後に太らないようにするには?

メタボリック症候群を防ぐための生活をすること。食事なら血管をしなやかに若返らせる食品を多く摂ることです。

血液がドロドロなら、良質なオイルを摂ること。青魚の成分DHA・EPAと、オメガ3と言われるオイル(エゴマ油・亜麻仁油など)を積極的に摂ります。くるみやアーモンドなども良いですね。

運動なら、1日8000歩以上を目標に歩きます。軽く息が上がるくらいのテンポが理想です。

それと、大豆イソフラボン(エクオール)などで、減ってしまったエクオールを補充する。

こんな生活を心がけたいと思います。