更年期以降、女性はクレアチニン値が高くなる人がいます。私も更年期の時期から血液検査によるクレアチニン値の異常が指摘されました。

クレアチニン検査は、血中のクレアチニンの数値から自分の「腎機能がどれだけ残っているか」を数値で表したものです。

クレアチニン値が高くなる理由はいくつかありますが、その中に、悪玉コレステロールや中性脂肪の増加が原因の「脂質異常」があります。

クレアチニンは筋肉運動の元になるアミノ酸「クレアチン」が代謝されてできた物質です。

クレアチニンは筋肉量が少なくなっても高くなる傾向があるので、一概に腎臓の機能だけが悪いと言うわけではありませんが、クレアチニン値が高い人は、将来腎不全にならないよう注意が必要です。

私は、閉経時期に急激に悪玉コレステロールと中性脂肪が高くなり、それと同時にクレアチニン値が高くなりました。

そう言えば、同じくこの時期から筋肉が急に衰えたと感じています。更年期には本当に色々な機能が衰えるものだと悲しくなりますね。

クレアチニン値が高くなるとどうなる

クレアチニン値とは、腎臓の濾過機能(ろかきのう)を数値で表したもの。

腎臓は、身体の中に溜まった老廃物をろ過して血液を綺麗にする働きがあります。この腎臓の機能が衰えると、老廃物をろ過することができず汚れた血液が体中にめぐります。

腎臓の機能が衰えると、人工的に血液をろ過する「人工透析」が必要になります。

自分の腎機能のレベルを知る

血液検査でクレアチニン値が分かったところで、それがどれ程の物なのかピンときませんよね?

私のクレアチニン値は、現在「0.9~1.0」です。1.0と言われてもこの数字が非常に悪いのか?そうでもないのか?

更年期のクレアチニン値

もし悪いなら何をすれば良いのか?それを知りたいところです。

自分の腎機能がどれ程なのかが分かる計算式があります。
(クレアチニンの値)の(-1.094)乗×194×(年齢)の(-0.287)乗。

なんじゃこれ?と言うくらい複雑で、これではサッパリ分かりません。

そこで、腎機能がどれだけ残っているのかが分かる年齢別「腎機能早見表」があります。

腎機能早見表

男性は女性に比べて筋肉量があるので同じ数値でも結果がまったく違ってきます。ここでは、女性の早見表でご説明します。

クレアチニン早見表

色の説明です。

  • ・・正常
  • 水色・・腎臓機能低下による要観察
  • 黄色・・腎臓専門医の紹介が望ましい
  • オレンジ・・腎臓専門医の治療が必要になる場合が多い
  • ・・腎臓専門医の治療が必要になる

チャートの色は人工透析のリスクを表しています。オレンジや赤の人はすぐに治療を開始するレベルです。

まず、自分がどの色に属するかを調べます。私は、年齢が45歳前後、クレアチニン値が0.9から1.0を行ったり来たりしているので、水色と黄色に当てはまります。ぎりぎり水色と言ったところでしょうか。

水色は「腎機能低下による要観察」、黄色は「腎臓専門医の紹介が望ましい」とされています。やばいですね・・

私の場合、脂質異常の治療を行っているので、3か月に1度の血液検査を義務付けらています。

担当医からは、数値が上がっていくようなら腎臓専門医を紹介すると言われています。今は様子見です。

しかし、このまま上がっていくならホント怖いです。腎機能が落ちて食事制限や透析になるとQOL(生活の質)がグ~ンと下がってしまいます。

子供の手は離れたら気兼ねなく旅行したいし、老後、体調が悪く家族に迷惑をかけたくないしで、まずは塩分を減らす生活から始めました。

腎不全は、高血圧や脂質異常の他、尿酸値が高くてもリスクが上がってしまいます。

尿酸は、肥満やストレスが原因で血中に増える物質です。尿酸の数値が高い方は、腎不全になるリスクが普通の人に比べて4倍から9倍も高くなります。

更年期に気を付けること

女性の場合、更年期に脂質異常や高血圧になる人が増え始めます。これは、食生活や生活習慣にもよりますが、やはり女性ホルモンのエストロゲンがなくなってしまう影響も大きいです。

エストロゲンは、血管のしなやかさを保つ働きがあり、そのおかげで動脈硬化や高血圧を防いでくれていたからです。

私は、エストロゲンが急激に減少し始めてから、色々な身体のトラブルが出始めました。更年期は、疲れやすくなったり、イライラしたり、突然汗が出たりするだけと思っていたら、自覚症状のない怖い病気が身体の奥で芽生え始めていたんですね。

脂質異常や腎機能の低下は、ホント自覚症状がないのが怖いです。

クレアチニン値が高くなってからは、塩分を抑えた食事や軽い運動などはもちろん、減ってしまったエストロゲンを補っています。

エストロゲンが直接腎不全に効くわけではありませんが、女性ホルモンを補うことで、回り回って色々な病気の予防や老化防止に繋がると思って一生飲み続けようかなと思っています。

最近は、腎臓が突然ダメになる新型の腎臓病もありますから、気を付けたいものです。