更年期以降気を付けたい病気に心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などの血管系の病気があります。と言うのも、女性ホルモンが低下すると血管が硬くなる動脈硬化を起こしやすくなるからです。

私も、更年期とともに悪玉コレステロールと中性脂肪が急に増えて「高脂血症」と診断されました。更年期前では考えられないことでした。更年期を境に恐ろしいほど体質が変わりますね。

そもそも、血管のしなやかさを守ってくれていたエストロゲンがなくなってくるのですから、気を付けないとあっという間に動脈硬化に。

これが進むと、狭心症や心筋梗塞など命を脅かす病気になりかねません。

狭心症とエクオールの関係

では、エストロゲンがずっと分泌され続ければいいのでは?と思うわけですが、そうはいきません。人間、老化は避けられません。

老いは平等にやってくる

これは、正しくもあり間違いでもあります。死なない人は誰もいませんが、老いは平等にやってきません。

50代、60代、70代になった時、お肌も血管も若々しい人がいる一方で、お肌も血管もボロボロと言う人もいるからです。

若さの基本は、酸素と栄養を体中に運ぶ血液をサラサラに、血管をしなやかに保つことです。

そこで、健康番組では、血液をサラサラにする効果のある「DHA・EPA」や、良質な油「オメガ3」などを多く摂る様に言っています。

くるみ

DHAやEPAは青魚に多く含まれ、オメガ3は、エゴマ油、亜麻仁油、くるみ、青魚、緑黄色野菜、豆類などに多く含まれます。

最近では、アマニ油やエゴマ油が話題になりましたね。アマニ油は亜麻と言う植物から絞った油で、その6割がオメガ3と言うから驚きです。

オメガ3の多く含まれる油を、毎日小さじ1杯とると、食事制限なし、運動なしでも、中性脂肪が下がるそうです。また、内臓脂肪が減るおかげでウエストも細くなるとか。

中高年以降の男性も女性も積極的に摂りたいのがオメガ3ですね。

では、女性に限って言えばオメガ3だけで良いのでしょうか。

エストロゲンが血管を守ってくれていた

心筋梗塞や脳梗塞は女性より男性の方がリスクが高いと言われています。そう言えば、狭心症を起こしているイラストなどはそのほとんどが男性です。

なぜ、女性がなりにくいのか?それは、エストロゲンが血管を守る働きがあるからです。

更年期以降、そのエストロゲンがなくなることで、女性も男性と同じように狭心症など心疾患になるリスクがぐ~んとアップします。

そこで、血管をしなやかにするDHA・EPAやオメガ3の油の他、減少したエストロゲンを補充することで、回り回って心疾患にも良いのではと思うのです。

エストロゲンに似た働きをする「エクオール」ですが、大豆イソフラボンの1つ「ダイゼン」が腸内でエクオールに変化したもの。

エクオールは本来のエストロゲンの100分の1ほどの効果ですが、エストロゲン受容体にエクオールが入り込み本来の力を発揮します。

エストロゲンが力を発揮してくれれば、血管も若さを保てると言うもの。

エクオールは、狭心症などの心疾患に直接効果があるとは言えませんが、回り回って役割を発揮してくれるかもしれません。当たらずとも遠からず。

なぜって、エストロゲンは血管を守る働きをするからです。