一昔前は、更年期障害と言うと「女性」と言う図式が成り立っていました。男性の更年期障害など話題にもなりませんでした。

ところが、現在、男性にもホルモンのバランスが乱れることで起こる不定愁訴があり、「男性更年期障害」も疾病として認められるようになりました。

男性更年期

男性更年期障害は、「LOH(ロー)症候群」と呼ばれ、疲れやすかったり、やる気が出なかったり、イライラしたり、不眠になったりと女性と同じような症状に悩まされます。

40代から50代に起こる「ウツ病」のような症状が、男性更年期障害の1つであることもあります。

これらの不調は女性とだいたい同じですが、男性だけに起こる悩みがあります。

それは、前立腺肥大と男性の抜け毛(AGA)です。

前立腺肥大症

加齢とともに多くの男性が経験する「前立腺肥大」。老化現象と諦めている方もいるかもしれませんが、軽いものであれば、ホルモンのバランスの乱れを解消することで改善することがあります。

もちろん、まずは大きな病気(前立腺がんなど)が隠れていないか、診察を受けることが大前提です。前立腺肥大症が確定した場合は投薬で治療します。

その他、将来が不安だと言う男性は、ホルモンのバランスを良くすることが予防に繋がります。

前立腺肥大症の原因はハッキリと解明されていませんが、男性ホルモンの1種である「ジヒドロテストステロン」が関わていると言われています。

男性ホルモンの「テストステロン」は、還元酵素と結合すると「ジヒドロテストステロン」に変化します。

「ジヒドロテストステロン」は、刺激が強すぎるため前立腺を肥大させたりすると言われています。

前立腺肥大

前立腺が肥大すると、前立腺が尿道を圧迫し尿道が狭くなります。これによりおしっこの出が悪くなります。

  • おしっこをした後なのに残尿感がある
  • おしっこを出し切るのに時間がかかる
  • おしっこに勢いがないので途切れる
  • おしっこができらないうちにパンツを履いてしまうと、パンツを濡らしてしまうこともあります。

    このような症状は、60歳以上の男性の2人に1人みられると言われていますが、若くてもホルモンのバランスが崩れることで前立腺が肥大し尿トラブルに悩まされることもあります。

    男性型脱毛症AGA

    「ジヒドロテストステロン」は、男性の頭皮にも栄養を与えます。

    ジヒドロテストステロンは活性体であり、その活性はテストステロンの500倍とも言われています。

    頭皮に「ジヒドロテストステロン」が過剰に増えると、髪の発育を妨げ、髪が抜けてまた生えると言う成長サイクルを狂わせます。

    サイクルが狂うことで、成長段階の髪なのに抜けてしまったり、これから成長する髪に十分な栄養が行き渡らず、途中で抜けてしまったり切れてしまったりし、結果、男性特有の薄毛になってしまいます。

    「ジヒドロテストステロン」とエクオールの関係

    エクオールは、女性ホルモンに似た働きをする更年期の女性の強~い味方ですが、実は男性にも役立ちます。

    前立腺肥大や男性型脱毛症の原因ともなる「ジヒドロテストステロン」ですが、エクオールには、この「ジヒドロテストステロン」を抑える働きがあります。

    抗アンドロゲン作用

    ※エクオールがDHT(ジヒドロテストステロン)と結合することにより、ジヒドロテストステロンが受容体に入り込むことができない。
    ※アンドロゲンとは、副腎や性腺で作られる男性ホルモン全体を指し、テストステロンやアンドロステンジオンなどもその1つです。

    このように、エクオールの「抗アンドロゲン作用」が良い働きをすると期待されています。