年齢を重ねると口の中が乾いたように感じる女性が増えます。

朝起きたとき、口の中がパサパサしていて唾が呑み込みづらいと感じたり、この頃から口臭が気になる人も。

更年期のドライマウス

更年期になると、ドライマウス、ドライアイ、乾燥肌、膣乾燥など体のあちこちに潤い不足を感じますよね。

しかも、口の中の乾燥は、ドライマウス以外に、色々な負の産物が生じます。

口が乾燥して起こること

  • 口腔内の乾燥は、唾液の減少を意味します。
  • 唾液が減ると自浄作用が落ち、歯周病や虫歯になりやすくなります。
  • 口腔内の自浄作用が落ちると口臭が発生します。
  • 唾液が少ないと良く噛むことができなくなるので、脳への刺激が低下し、脳の活性を阻害します。
  • 口腔内の乾燥は、味覚にも影響します。
  • 更年期になって、味に鈍感になったり、何を食べているのかすら分からないほど重症な味覚障害になる方もいます。

    味覚障害は亜鉛不足でなりますが、口腔内の乾燥でも起こることがあります。

    更年期に起こる色々な場所の乾燥は、女性ホルモンのエストロゲンの減少によるところが多いため、食事やサプリメント、薬などでエストロゲンを補うことで改善することがあります。

    でも、ある物を口に含むと、口腔内の乾燥を防ぎ、しっとりとさせることができるのです。

    このある物とは緑茶です。ここでは、NHK、ためしてガッテンで紹介されていた緑茶の力で口内フローラを正常に保つ方法をご紹介します。

    口内フローラとは

    口内フローラとは、口の中の細菌の事を言い、その割合が正常に保たれているのが理想です。

    口の中には、500種類ほどの細菌がおり、それらの細菌が1000億個ほど存在しています。

    口内フローラを正常に保つ

    これらの細菌の中には、良い菌と悪い菌が共存しており、善玉菌9割、悪玉菌1割の割合でバランスを保っています。

    口内細菌で大病も発症

    口腔内の細菌の中に、ジンジバリス菌という悪玉菌がいます。これが歯周病の原因なのですが、この菌は、大動脈にコブを造る「動脈瘤」の原因になっています。

    大動脈瘤は、血管が破裂して大出血を起こす命にかかわる重大な病気です。

    これ以外にも、脳梗塞、心筋梗塞、認知症、肝炎、関節リュウマチなども、ジンジバリス菌が関与していることが分かったそうです。

    口腔内の悪玉菌が増えたからと言って上記のような病気になるわけではなく、ジンジバリス菌が歯周ポケットに入り込み、歯茎の奥の血管に到達し、血管に穴を開けることでそこから体内に侵入します。

    口内フローラを正常に保つ

    ここで、先ほどの「緑茶」が登場です。

    ある歯科医では、「緑茶ジェル」を塗ることで口内フローラを正常に保つ治療を行っています。

    この治療を受けている女性は、朝起きたときに口がパサパサしていたのが改善したと言います。

    この緑茶ジェルに代わる簡単な方法があります。

    緑茶うがいの方法

    緑茶でうがい

    粉末状の緑茶を用意します。

    水100mlに対してスプーン山盛り1杯の粉末緑茶を良く溶かしてうがいをします。

    粉末緑茶の種類によっては、ぬるま湯の方が溶けやすいかもしれませんね。

    1日何回やってもOKですが、寝る前にやると効果的だそうです。

    歯ブラシをした後、歯の隙間に濃い緑茶が良く入り込むようにクチュクチュします。

    歯が緑色になっても、緑茶のカテキンは染まりにくいので、あまり心配はいらないようです。