女性も40歳を過ぎたころから色々な不調に見舞われることがあります。

検査をしても特に病気が見つからない場合、更年期障害と診断されることが多いと思います。

この時期の不調の主な原因は、女性ホルモンである「エストロゲン」の減少です。

そうです。減っていくエストロゲンを補充してあげれば、不調は緩和されるのです。

そこで、エストロゲンを補充する方法ですが、主に2つあります。
①婦人科でホルモン補充療法をする
②女性ホルモン様食品を摂取する

ホルモン補充療法は、婦人科の医師の元行いますが、乳がんや子宮がんになる可能性がゼロではありません。

私は、短い期間ですが、服薬とお腹にパッチを貼るホルモン補充療法をやりましたが、定期的に子宮頸がんと子宮体がんの検査を義務付けられました。

治療は、薬を飲むと不正出血が止まらず、お腹に貼るパッチに切り替えました。1週間に2枚、貼る場所を移動しながらパッチを付け続けましたが、半年ほどでやめました。

その後は、エクオールなどのサプリメントに切り替え今に至っています。

私はエクオールを作れない2人に1人だった

ホルモン補充療法をやめたので、食品で女性ホルモンを補充しようと色々調べると、大豆が良いと言うことが分かりました。

大豆イソフラボン

大豆の成分「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンである「エストロゲン」に似た働きをするため、エストロゲンの減少による身体の不調や、老化を防ぐ働きがあるからです。

ところが、大豆イソフラボンは、腸内細菌の力を借りて「エクオール」と言う成分になって初めてエストロゲンに似た働きをすることを知りました。

ここで驚くことに、エクオールが作れる人は日本人の2人に1人、若い人では5人に1人しか作れないと言うのです。これは、「世界一受けたい授業」の番組内で、東京農業大学 上原万里子教授が詳しく解説していたので知りました。

私は、ソイチェックと言う検査を受けて、エクオールが作れない2人に1人だと言うことが分かりました。

今まで、豆腐や納豆などを積極的に摂っていたのに無駄だったのか・・・と愕然としました。

そこで、大豆イソフラボンではなく「エクオール」そのもののサプリメントを摂る様になったのです。

エクオールが作れない人が増えている原因

エクオールが作れない人が増えている原因の1つに食生活の変化があります。

大豆製品をあまり摂らない欧米人はエクオールが作れない人が多く、日本人、特に若い人にエクオールが作れない人が多いのは、欧米食が関わっています。

しかし、大豆製品は体に良いので、たとえエクオールを作れない人でも積極的に摂ることをおススメします。

また、エクオールを作れる人は、良く緑茶を飲むことが知られています。

エクオールの効果

エクオールは、肌のシワの改善、更年期障害の緩和、乳がんや前立腺がんの予防、寝たきりや死亡のリスクを減らす可能性があります。

大豆イソフラボンは体に良いとされていますが、エクオールに比べると効果が薄いと言われています。

①肌のしわ予防

女性ホルモンには、肌の水分を保持しコラーゲンを作る働きがあります。エクオールを12週間摂り続けた実験によると、目尻のシワが改善したと言う報告があります。

②更年期障害の改善

突然汗が吹き出すホットフラッシュ、不眠、いつもダルい倦怠感、首や肩の凝りなど更年期症状が軽い人は、体内のエクオールの量が多く、更年期障害が重い人はエクオールの量が少ないそうです。

③寝たきり・死亡リスクを減らす

70歳以上の人達のエクオールの数値を調査したところ、エクオールを作れない人は、7年後の要介護率と死亡率が高いことが分かりました。

④骨密度の減少を防ぐ

更年期以降の女性に2年間「毎日豆乳を飲んだグループ」と「飲まないグループ」で骨密度を計ったところ、2年間飲んだグループの骨密度がアップしました。

⑤前立腺がんの予防

前立腺がんは女性にはないガンなので、あまり関係ないのですが、エクオールは男性ホルモンの働きを抑えてくれるので、高齢男性に多い前立腺肥大を防ぐ働きがあります。

⑥抜け毛の予防

更年期以降の女性に多いのが「薄毛」です。地肌が透けて見える程の薄毛に悩む女性も多いですね。これも男性ホルモンの増加によるものが多く、エクオールは過剰な男性ホルモンの働きを押さえる働きがあります。