更年期障害の1つにピンポン玉症候群があります。これは、喉に何が詰まった感じがして何だか息苦しかったり、飲み込もうにも飲み込めず、吐き出すこともできず、何ともイヤな感覚が続きます。

喉の詰まり

場所は、鎖骨の中央辺り、ちょうど喉と胸の間の凹んだあたりになります。喉のつかえは初めのうちは本当に何かが詰まっているかと心配になります。

髪の毛がクルクルと毛玉になって喉にへばりついているような感覚や大きな空気の固まりが喉につかえている感覚など症状は様々です。

耳鼻咽喉科を受診してファイバースコープで喉の奥を覗いても何もありません。

何も見つからないと、耳鼻科では治療が出来ないため、精神的なものとして心療内科に回されることがあります。

喉のつかえは、ピンポン玉症候群などと言われますが、東洋医学では、「梅核気 ( ばいかくき )」ともよばれ4000年の昔からある症状の1つです。

中国では、梅干しの種が喉に詰まったような感じから「梅核気 ( ばいかくき )」と呼ぶようです。

「梅核気 ( ばいかくき )」は、ヒステリー球とも呼ばれていますが、必ずしも感情をコントロールできないかと言うとそうでもありません。

更年期の時にとかく女性はイライラしがちですが、「梅核気 ( ばいかくき )」は、それに関わっている可能性もあります。

喉の詰まりは1日中続くかと思うとそうでもなく、何かに集中していたりすると忘れていることがあります。

そうなると、はやり精神的なことなのかと思います。

喉の詰まりは精神的なものか?

良く何か物事が解決すると「胸のつかえが取れた」などと表現しますが、喉のつかえが取れたら同じようにすっきりするだろうな~と想像します。

「胸のつかえが取れた」を辞書で調べると

  • 不安に感じていた物事が解決すること
  • 不満や怒りが消えて心地よいさま
  • 心が落ち着くこと
  • とあります。

    まさに、更年期時期のホルモンバランスの崩れによる「不安感や不満感、心が落ち着かない様子」が「喉の詰まり」になって表れているのかもしれません。

    検査をしても何も問題なければ、更年期障害を軽くするための運動やサプリメントなどで様子を見ます。

    不安材料やイライラの原因が分かっているなら、原因を取り除く努力をします。

    辛くて日常生活に支障をきたす場合、心療内科を受診すると精神安定剤を処方してくれます。

    精神安定剤による治療

    辛い時はガマンするより薬を飲んだ方が良いと言う意見と、精神安定剤はなるべくなら飲まない方が良いと言う意見があり、医者の中で意見が分かれるところです。

    私は、一時期軽い精神安定剤である「デパス」か「 レキソタン」を飲んでいました。デパスは、重度の肩こりや自律神経失調症にも使う一般的な安定剤ですが、服用すると心が落ち着き、喉の詰まりもなくなります。

    同時に不眠症も解消され良いことずくめだと感じますが、頭がボ~として集中力が落ちました。何となく筋力が無くなり、ふわっとして力が出なくなりました。私の場合、かなり記憶力が落ちました。

    数年ほど寝る前に1錠ほど飲み続けていましたが、怖くなってやめました。医師の指示通りにやめたので離脱症状はありませんでしたが、辛いので何度も戻りそうになりました。

    離脱症状とは、薬をやめることによる副作用です。身体は安定剤が定期的に入ってくると思っている所に急に入ってこなくなるので、バランスが崩れます。

    更年期の時期の喉の詰まりは更年期障害の対処法で

    更年期の喉の詰まりは、女性ホルモンのエストロゲンの減少による自律神経の乱れからきていることが多いです。

    このため、精神安定剤よりも更年期時期をソフトランディング(穏やかな終息)させるためのエストロゲン補充が向いていると思います。

    急激に減っていくエストロゲンを少し補うことで、身体が大きくバランスを崩すことを避け、女性としての機能を穏やかに終息させます。