どこもかしこも衰えを感じる50代ですが、この時期になると膣もしっかり衰えます。

陰部を触ってみるとわかるのですが、ぷっくりしていた陰部はハリをなくして萎んでいます。

これは、若いころからスタイルが良く痩せている人ほど顕著に現れる傾向にあります。

痩せ型

陰部が縮んでいれば当然膣も縮んで委縮しています。膣が委縮すると弾力を失い硬くなり乾いてきます。こうなると性交痛も起こります。

もうセックスすることはないので膣が衰えても問題ないと思っていると飛んでもないことが起こることがあります。

膣の衰えは内臓、特に子宮や膀胱、腸を支える筋肉すべてが衰えていることに繋がります。

膣に子宮が飛び出す「性器脱」

女性器まわりのトラブルに「性器脱」があります。

何人も子供を産んだ昔の女性は、銭湯などに行くと女性器が膨らんでいる人が見られました。

それは、膣から子宮が落ちてきてしまう子宮脱、または性器脱と言う症状です。

現在は、それほど子供を産みませんし、そこまで放っておくこともないので見受けられませんが、それでも80歳の女性では約1割いるそうです。

また、子宮の他に、膀胱や腸などその他の臓器が落ちてくることもあります。

こうなると手術が必要になることがあります。

そこまで重症でなくても、膣に腸や膀胱などが少し入り込む程度の性器脱は誰にでも起こりそうです。

そうなる前に早めの対策が大切です。

子宮脱の予防法

子宮脱や性器脱を防ぐには、

  1. 子宮や膀胱を支えている骨盤底筋を鍛える
  2. 膣の血行を良くし柔軟にする会陰マッサージ

などの方法があります。

骨盤底筋がゆるんでしまうと、膣から子宮が落ちてきてしまいます。また、尿漏れにもつながりますので、しっかり鍛えておくことが大切です。

骨盤底筋の鍛え方

骨盤底筋と言ってもどこにあるか分かりませんよね。

見えない筋肉を鍛えるのは大変ですが、簡単に言うと「おなら」を我慢するときの筋肉を鍛えればよいそうです。

やり方は、おならが出そうと言うときにお尻の穴をキュッとしめる感じです。

朝起きたとき、寝るとき、お風呂の中など、1日50回くらい繰り返して行います。

信号を待っている時にやると良いかもしれませんね。

また、両ひざでタオルを挟み軽いスクワットをするのも良いと言われています。

会陰マッサージ

会陰マッサージをやることで、膣は驚くほど若々しく柔軟性を取り戻すようです。

膣には毛細血管が走っていますが、血行を良くすることで膣は潤いを取り戻します。

セックスを頻繁にする方は、自然と膣のマッサージを行っていることになるそうですが、長い間ご無沙汰している方は、自らマッサージをすると良いそうです。

ある女性は、膣に水ぶくれのような膨らみがありそれが飛び出てきた腸であることが分かりました。

腸が膣に入り込んでいたため、便秘にも苦しめられていたそうです。

会陰マッサージを行うことでその膨らみがなくなり、腸も元の位置に戻り、便秘も解消したそうです。

委縮して硬くなっていた膣の伸縮性が戻ってきたことで膣の若さが甦ってきたと言います。

会陰マッサージのやり方は、下記の本に詳しく紹介されています。

ちつのトリセツ
ちつのトリセツ 劣化はとまる

気になる方は、本を参考にしてみてくださいね。本には、会陰マッサージの方法が詳しく書いてあります。

更年期ともなると、もうセックスをしないから膣なんてどうでもよいと思う女性や、性交痛があるのでセックスはしたくないと思う女性が増えます。

しかし、セックスの問題だけでなくこれから長く生きていくうえでも膣のケアは大切なことなんですね。

海外の女性は歳をとっても女性器のケアを怠らないと言います。

日本の女性は、女性器の話となるとタブー扱いにする傾向があり、ケアすること自体「いやらしい」と思う女性も多くいます。

「ちつのトリセツ 劣化はとまる」の本を読んで、日本の女性はもっと自分の膣に関心を持ち、お肌のケアのさることながら膣のケアもすることも必要なんだと思いました。

食事でも潤いをサポート

これら老化の究極の根源は「エストロゲンの減少」ですよね。

女性であれば仕方のないことですが、減ってしまったエストロゲンを「大豆イソフラボンが腸の中で女性ホルモンに似た働きをするエクオール」で補うことも可能です。