最近、息切れがひどくちょっと動いただけでも心臓がバクバクするので、心臓のCT検査をしたばかりです。

心臓がバクバクする

ちょっと心臓には敏感になっていた矢先、テレビ番組で「心臓の老化を防ぐ方法」を放送していたので、真剣に見てしまいました。

心臓を衰えさせる原因とは

心不全で死亡するひとは年間約7万人、1日200人もの人が亡くなっていると言われています。

心不全は待ったなし!だから、突然死を防ぐためにも、普段から心臓をいたわってあげる必要があります。

心不全から身を守る簡単な方法は、動脈硬化の予防と心臓の老化を防ぐこと。

でも、これ、どうやったらいいの?と思いますよね。

そこで、「みんなの家庭の医学」で紹介されていた「心臓の老化を防ぐ方法」をメモしておきますので心臓の気になる方は参考にしてください。

心臓の老化を遅らせる物質は「ケトン体」

最も権威のある医学雑誌「The New England Journal of Medicine」に掲載された論文によると、心臓の老化を防ぎ、心不全など心疾患による死亡リスクを約4割も減少させる物質があることが分かりました。

東京都健康長寿医療センター副院長の原田和昌先生の話によると、心臓の老化をストップさせるその物質は「ケトン体」だと言います。

ケトン体は、誰でも自分の身体の中で作り出すことができる物質です。

では、なぜケトン体が心臓の老化を防ぐのでしょうか?

人間を含めてどんな動物でも、一生の心臓が拍動する回数(心拍数)が決まっていて、その数は、約7億回と言われています。

例えば、ねずみなら、1分間に600回と超高速で拍動します。ものすごい勢いですよね。

なので、ねずみは、上限の7億回にあっという間に到達。そのためねずみの寿命は約2年です。

心拍数が1分間に45回の馬の場合は、7億回の上限に達するまで15年かかります。

人間は、心拍数が1分間に平均で70回、7億回の上限に達するまでに約80年かかりますので、人間の寿命は80歳と言うことになります。

単純に言うと、心拍数が少ないほど寿命が長くなります。

つまり、無駄な拍動を減らすことが心臓を長持ちさせ、長寿につながる鍵になると言うことですね。

心臓の老化を防ぐ

この拍動を減らすことに関わっているのが「ケトン体」です。

ケトン体は、エネルギー効率が良く、心臓が送り出す血液の量を増やす働きがあります。

心臓はケトン体を使うことで、楽に心臓を動かすことができ、その結果心拍数を抑え、心臓を長持ちさせることができるのです。

ケトン体の量は人によってまったく違う

ケトン体は、生活習慣などに左右される物質で、ケトン体の多い人と少ない人がいると言います。

番組では、40代から60代の女性6人のケトン体を調べました。ケトン体は血液検査で調べることができます。

6名の女性の結果は、多い人と少ない人と2つに分かれました。

ケトン体の基準値は「85」ですが・・
40代女性が「201」、50代の女性が「146」、60代女性が「282」と高く、その他の女性3名が、それぞれ18、19と基準値の85より大幅に少ないことが分かりました。

それでは、ケトン体が多い人と少ない人の差は何なのでしょうか?

そこで、ケトン体の多い女性と少ない女性の1日の心拍数を比べてみました。

健康的な一般の人の1日の心拍数は、約10万回と言われています。

10万回より少なければ少ないほど心臓は健康で長持する傾向になります。

心臓の無駄打ちを防げば、老化を防げると言うことですね。

ケトン体の多い女性と少ない女性を比べてみると・・

ケトン体の多い女性と少ない女性の安静時の心拍数は、どちらも1分間に65~75回と平均の範囲内でした。

また、掃除中の心拍数も、85と87。大きな違いはありませんでした。

大きく違ってきたのは、まずは、階段を上ったとき。

階段

ケトン体の少ない女性は、階段を上がったとき120と急上昇し、心臓がバクバク状態になりました。その後、階段を上り終えた後も数値は高いまま、平常の数値に戻るまで約3分もかかりました。

その反対に、ケトン体の多い女性は、階段を上ったときの心拍数が102と、大きく上昇することなく、また、平常の数値に戻るまで約1分半と早い段階で元に戻っていました。

ケトン体の多い人は、運動をして心拍数が上がっても、速やかに戻るのが特徴だそうです。すぐに戻るのは、心臓が良い状態であると判断します。

次に大きな変化が現れたのは、2人の就寝中のときです。

ケトン体の少ない女性は、76だった心拍数が63と落ち着いたのは就寝後約2時間も経ってからです。その後、一度目が覚めると心拍数が100近くまで上昇。その後も、あまり低くならず朝を迎えてしまいました。

その反対に、ケトン体の多い女性は、65だった心拍数が就寝後すぐに49と下がり、その後、ずっと60以下の低い数値を保ち続けました。

心臓の老化を防ぐには、寝ている時の心拍数も大切です。ケトン体が多くて心拍数が低ければ、寝ている間に心臓を休めることができるのです。

2人の女性の1日の心拍数の合計は、

  • ケトン体が多い女性・・・9万7,741回
  • ケトン体が少ない女性・・・12万1,657回

と言う結果になりました。

健康的な心臓の心拍数は、1日10万回と言いますから、ケトン体の少ない女性は、その回数を大きく上回ってしまいました。

2人女性の心臓年齢は、

  • ケトン体の多い女性57歳・・・40代後半
  • ケトン体の少ない女性50歳・・・50代前半

と言う結果になりました。

ケトン体の多い女性の心臓は、実年齢より10歳も若いと言うことが分かりました。

こんなにも違いが出るケトン体。では、どうしたらケトン体は増やすことができるのでしょうか?

ケトン体の増やし方

結論から言うと、身体を飢餓状態にすることでケトン体を多く作り出すことができると言います。

飢餓状態を作る画期的な方法には「断食」があります。

しかし、断食はいつでも簡単にできるわけではないですね。

そこで、簡単に体を飢餓状態にする方法があります。

それは、夕食と次の日の朝食の時間を10時間以上空けることです。

番組で比べた2人の生活にも、この生活習慣が現れていました。

ケトン体が多い女性は、夕食を食べた後、次の日の朝食を食べるまでの11時間は何も食べていませんでした。

その反対に、ケトン体が少ない女性は、夕食後、10時か11時くらいになるとお腹がすいて、「おやつ」を食べるか、ひどい時にはカップ麺を食べていました。

カップ麺

この女性の場合、次の日の朝食まで8時間~9時間ほどしかありませんでした。

ここで、夕食後の「おやつ」を我慢してもらい、朝食を1時間遅くすることで、何も食べない時間を11時間に増やしました。

この女性は、夕食後、次の日の朝食まで何も食べない時間を11時間にすることで、ケトン体がぐ~~んと増えたそうです。

寝る前の「おやつ」はもってのほか、夕食時間が遅い方は、生活習慣を見直し、せめて何も食べない時間を10時間以上空けて、心臓の老化を防止したいですね。