どこもかしこも乾燥してくるお年頃の更年期。御多分にもれず、私も最近、目、口、肌とどこもかしこも乾燥がヒドイです。

身体が乾燥する

ドライマウスやドライアイになりやすくなるのも更年期ですが、膣も乾燥してくるんですよね・・・

この時期、口や目や膣が乾くのは、女性ホルモンのエストロゲンが減少することで起こりますが、更年期に発生しやすい「シェーグレン症候群」と言う免疫疾患でも起こります。

ここでは、シェーグレン症候群ではなく、私が体験した一般的な更年期の症状としての「膣の渇き」の対策をご紹介します。

シェーグレン症候群とドライアイやドライマウスに関しては、こちらの記事を参照してください。

更年期には膀胱炎や膣炎になりやすい

膣の渇きに婦人科で女性ホルモンを注入することになったいきさつです。

私は、更年期に突入してからときどき膀胱炎を起こすようになり、そのたびに泌尿器科に通っていました。

細菌の検査をしても菌は見つからず、非細菌性の慢性膀胱炎と言われ、漢方薬などを飲んでいます。

更年期になるとこの非細菌性の慢性膀胱炎が増えます。慢性膀胱炎が増える理由は、女性ホルモンのエストロゲンが減少するからとも言われています。

エストロゲンには、粘膜の潤いを守る働きがあり、エストロゲンが減ることで尿道の粘膜が弱くなり過敏になって炎症を起こしやすくなります。

これは、尿道に限らず、膣にも言えることです。膣の粘膜が弱くなるのもさることながら、エストロゲンの減少は、膣内のデーデルライン桿菌(かんきん)の減少をもまねき、雑菌が繁殖しやすくなります。

デーデルライン桿菌(かんきん)は、乳酸菌の一種で膣の中の雑菌が増えるのを守ってくれていました。

そのうえ、加齢による膣の委縮まで起こると、さらに膣の潤いがなくなり膣が乾いてしまいます。

膣は放っておくと、硬くなり、委縮し、乾燥して潤いをなくし、たるんで、最後には落ちてきます。

もう、ダブルパンチどころがトリプルパンチです。恐るべし「エストロゲンの減少」です。

ダブルパンチ

私は、膣の委縮を自覚しており、年齢だから仕方ないと思っていました。特に出産した後の膣は緩くなり、緩くなった膣が年齢とともに委縮して硬くなるともう助けようがないなと感じていました。

膣の渇きの治療

慢性膀胱炎の症状が出ると泌尿器科に行くのですが、その時、膣炎も疑われました。

女性は、尿道と膣が非常に近いので、どちらが炎症を起こしても区別がつきにくいのです。

私も、股が不快に感じても尿道なのか膣なのか分からない時がありました。ということで、勧められて婦人科も受診してみることに。

婦人科では、膣炎の検査の他、膣の渇きがあると伝えると、膣に直接女性ホルモンの液体を注入する治療を受けました。

膣炎の検査の結果は問題ありませんでしたが、性交渉のためではなく股の不快感を取り去るために治療をしてみることにしました。

1回目の治療では、膣に女性ホルモンを入れてしばらく様子を見て、後日、医師に体調の変化を伝えることになりました。

膣の渇きによる性交痛でも対応してくれる

膣の渇きによる性交痛で困っている方も、婦人科の医師に相談すると対応してくれます。

しかし、婦人科に行くのは面倒だし、恥ずかしいからイヤだと思っている方には、婦人科医もおススメの潤滑剤があります。

膣を潤わせると言うと「ローション」を想像しますが、ローションは膣に残りがちと言う口コミがあります。

また、「チューブタイプ」と「一回使い捨ての注射器タイプ」がありますが、「チューブタイプの潤滑剤」は入り口に塗るのは簡単ですが奥までなかなか届かないので、「注射器タイプ」の物が良いと言う意見が多いです。

そんな注射器タイプでおススメの潤滑剤があります。

使い方は、袋から出して白いキャップをそっと折って、若干入れたくらいの所で少しずつピストンを押すと溢れることなく奥まで挿入できます。

言わなければ相手はほとんど気づかないと言う人が多いようです。

もっと早く使えば良かったと言う感想が多いので、性交痛で悩んでいる人は試してみると良いですね。

こんな口コミもあります。

口コミ

このように、使った方の満足度の高い商品だと思います。


ウェットトラストは、産婦人科医と共同開発したものですので、安心して使えます。

購入は通販となりますが、実際に取り扱っている婦人科もあります。

●「神岡産婦人科医院」
〒371-0841前橋市石倉町5-22-1

●「ハートクリニック南千住」
〒116-0003東京都荒川区南千住7-1-1
アクレスティ南千住医療モール3F

ネットでも簡単に買えますので、遠方の方はネットでの購入が楽ですね。

膣に入れた女性ホルモンエストロゲン

先日、婦人科で膣に注入したエストロゲンの話の続きです。

膣に直接入れるエストロゲンは液体です。液体と言うのが少し難点で、その後、タラタラと出てくるのです。

注入することが分かっていなかったのでナプキンなどを持参せず、歩いて帰るとき少しずつ出てくるのを感じて「ヤバイ!」と思いました。

まあ、出てくると言っても大した量ではないのでしょうが、やはりヌルヌルするし下着に付くしで、自分では大量に出ている感じがして結構気になりました。

婦人科ではとりあえずナプキンを1枚いただきましたが、1枚では足りず、途中で薬局により久しぶりにナプキンを買いました。

その日は1日中ヌルヌルした感じがあり、ちょっと気持ち悪いです。膣が緩くない人は出ないのかもしれませんが(汗、この治療を行うときはナプキンを数枚持参した方が安心です。

膣に直接いれるエストロゲンは薬によるホルモン補充療法の量より圧倒的に少なく、局所的なものなので副作用がないと聞いています。

ホルモン補充療法は、子宮がんや乳がんのリスクがありますので、定期的な検査が必要ですが、それは必要とされていません。

しかし、エストロゲンが影響して発症する乳がんや子宮がんの方もいますので、ガン治療でエストロゲンを止めている方は必ず医師に相談ですね。

治療をしてもしなくてもどちらにしても、この歳になると1年に1回のガン検診は受けたいものです。

結果を言うと、私は科学的なエストロゲンでの治療より、食事でエストロゲンを増やしたいと言う思いがあり、この治療はやめました。

はっきり言うと、この治療で膣の渇き感は解消されませんでした。これなら、上記でご紹介したウェットトラストゴールドを使用した方が手っ取り早かなと思います。

逆に、根本的に膣のケアを考えている方は、とっておきの本があります。

膣を直接マッサージして血行を良くし、膣の劣化を防ぐ方法を紹介しています。

ちつのトリセツ 劣化はとまる

膣の劣化は全身の劣化。そして心の劣化。

実践するかしないかは別として、「女性の方にはぜひ読んでいただきたい」と言うコメントが多数あり、50代、60代の女性に絶賛されている本です。

ということで、私はこんな本を読みつつ勉強し、慢性膀胱炎には漢方薬、膣を含む様々な渇きには「エクオール」を飲んでいます。

しかし、エストロゲンが減ることでこんなにも色々と悩まされるとは思ってもいませんでした^^;